物の価格は買える値段になる。
物の価格は購入希望者が支払える最大の値段になる。
購入希望者がそれを購入するためにいくら出せるかが物の価格が決まる一番重要なファクターなのだ。
物の価格は企業が自由に決めることができるのが重要である。
物の価格は、製造コストによって決まっているのではないということ。
需要と供給の問題として学校で習ったこととはちょっと違っている。
需要と供給に関係なく、価格は企業の利益が最大になるように企業が決定する。
最大になる利益は、購入希望者の出せる最大の値段(買える値段)x最大の販売数となる。
企業は利益が同じなら販売数を上げるより値段を上げたい。
販売数を上げると忙しくなってしまうし、販売コストも上昇する。
そこで企業は販売価格を上げる施策を打つ。
供給を絞る方法、
値段を高くつけた後に値引き(セール)する方法、
クーポン券を出す方法、
ブランド戦略もそうだ。
また購入希望者の買える値段というのは、借金やローンなどをさせることによって大きく上昇させることが可能だ。
企業は借金やローンを商品の値段の維持に使っている。
多くの人が借金やローンなどを使用して買うようなものは値段が高く維持される。
気をつけよう。