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普通のキーボードを左手デバイスにしよう、クリスタでできるショートカットキー作成術

はじめに

こんにちわ。森城鏡です。

みなさん、左手デバイス使っていますか。

僕は普段はTartarus V2を凡用マウスドライバのステアーマウスにて左手デバイスとして使用しています。

 

左手デバイスが使えない時は普通のキーボードを左手デバイスとして使うこともあります。

クリスタは1文字のショートカットを設定できるのでそれを利用します。

左手で押せる範囲のキーに1文字のショートカットを設定します。

これにより、左手でクリスタの機能を使用することができます。

さあ、いきましょう。

動作確認環境

macOS Ventura 13.4

CLIP STUDIO PAINT EX 1.13.2

クリスタのバージョンはver1の最終版です。

ver2では色々と違うことがあるかもしれません。

1文字のショートカットキーを登録する

例:『1』に左右反転を設定する

『CLIP STUDIO PAINT』→『ショートカットキー設定』、をクリックして選択します。

 

『メインメニュー』→『表示』→『左右反転』に『1』を入力して、『OK』をクリックして登録します。

これで、クリスタを使用しているときに、キーボードの『1』を押すと、キャンバスが左右反転表示になります。

 

例:『B』にメインで使用するブラシを設定する

先ほどと同様に、CLIP STUDIO PAINT→ショートカットキー設定、をクリックして選択します。

 

『ツール』→(好きなブラシ)に『B』を入力して、『OK』をクリックして登録します。

ツールは複数のブラシに同じショートカットキーを割り当てることもできるので注意が必要です。

複数のブラシに同じショートカットキーを登録した場合は、順番に登録したツールが選択されます。

僕はこの動作が苦手なのでツールを同じショートカットキーに登録していません。

 

例:『T』に拡大・縮小・回転を設定する

クリスタでは一つの機能に複数のショートカットキーを登録できます。

ここでは、拡大・縮小・回転に『⌘T』に追加する形で『T』を登録します。

これで『⌘T』を押したときだけでなく『T』を押すことによっても拡大・縮小・回転の機能が呼び出されます。

『メインメニュー』→『ショートカットを追加』、をクリックして選択します。

 

『T』を入力し『OK』、をクリックしてショートカットキーを登録します。

 

ショートカットキーの配列の例

『1』→『左右反転』

『2』→『フィッティング』

『Q』→『投げ縄』

『W』→『ブラシ5』

『E』→『消しゴム』

『T』→『拡大・縮小・回転』

『⌘A』→『全選択』

『⌘S』→『保存』

『⌘D』→『選択解除』

『D』→『ブラシ4』

『G』→『塗りつぶし』

『⌘Z』→『取り消し』

『Shift+⌘+Z』→『やり直し』

『⌘X』→『切り取り』

『⌘C』→『コピー』

『C』→『ブラシ3』

『⌘V』→『貼り付け』

『V』→『ブラシ2』

『B』→『ブラシ1』

 

おわりに

キーボードを左手デバイスとして使う方法でも10%は作業を高速化できます。

左手デバイスを買うのもいいですけど、左手デバイスは高いですし、一度使ってしまったら左手デバイスなしでは絵を描くのが億劫になります。

そのためプロの中には左手デバイスを使わない人もいるくらいです。

また、左手デバイスも同じものが販売され続けるとは限りません。

LogicoolのG13が良い例です。

左手デバイスを買っても絵が上手くなるわけではないので安心してくださいね。