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- はじめに
- メモリ削減
- メモリ解放
- おわりに
はじめに
こんにちわ。森城鏡です。
最近、M2 Macbook Proを購入しました。
失敗しました。
メモリを32GBに増設しておけばよかったぁ。
Blenderを使用中にメモリ不足で落ちました。
メモリを70GB使用していました。
ちょっとバグっぽい。
Rosetta2が悪さしているかもしれません。(インターネット上でそういう記事をみました。確証はありません)
その後、Blenderが正常に動作しなくなりました。
macOSを再インストールしました。
Blenderの推奨環境はメモリ32GBでした。
しまったぁ。
メモリを節約することにしました。
(ちなみに普通に使う分には16GBで十分足ります。Blenderがメモリ不足で落ちたので気にしているだけです)
メモリ削減
FileVaultをオンにしない
『プライバーシーとセキュリティ』→『FileVault』
オンにしない、オンにしている場合はオフにしない(FileVaultはデリケートな機能なので不具合が生じる場合があります)
FileVaultをオンにしていると、macOSはデータを暗号化してSSDに書き込みます。
おそらくFileVault用にデコードと常駐しているエンコードとデコードの関係のプロセスがあるはずなのでほんの少しメモリとCPU率の節約になるでしょう。
HDD時代のMacの時はオンとオフで体感できるくらいの差がありました。
MacがSSDになると体感できるような差がなくなりました。
FileVaultをオフにすると、データが暗号化されていないのでMacを捨てるとき、盗まれた時などにセキュリティ的に不利になります。
将来的に下取りに出して買い替える必要がある人はオンにしておくのが安心です。
Rosetta2をインストールしない
Apple Silliconに対応していなアプリを開こうとすると、Rosettaをインストールするかダイアログが表示される。
RosettaとはIntel用アプリをApple Sillicon用のアプリにデコードする、変換アプリです。
Rosettaを利用してIntel用アプリを使用するとメモリリークするという情報もあり、インストールには慎重になった方がいいです。
Appleの過去の傾向から言って将来的にRosettaは廃止されるでしょう。
壁紙をカラーにする
『壁紙』→『+』もしくは『カラーの円』から好きな色を選択します。
壁紙を表示する場合に比べてWindowServerの使用メモリが抑えられます。
壁紙を設定するとメモリに画像が展開されるので使用メモリが増えるようです。
サイドバーに表示する項目を最低限にする
『Finder』→『設定』→『サイドバー』
サイドバーに表示する項目を最低限にすると、WindowServerの使用メモリが抑えられます。
理由は分かりません。
おそらくFinderを読み込んだ時に、表示されていない表示する予定の項目を読み込むのではないかと考えています。
ウィジェットを削除する
macOS Venturaでは初期状態でいくつかのウィジェットが設定されています。
使わないウィジェットを設定解除することでメモリが解放されます。
『時計』のマークをクリックして、『ウィジットを編集』→『X』のマークをクリックして解除します。
スクリーンタイムをオフにする
『スクリーンタイム』→『スクリーンタイム』
スクリーンタイムをオフにします。
スクリーンタイムとはパソコンのログを取ったり、パソコンのコントロールをロックする機能です。
おそらくプロセスを監視するプロセスが動いていると思われるので、スクリーンタイムをオフにするとCPU%とメモリを節約できます。
Siriに頼むをオフにする
『SiriとSpotlight』→『Siriに頼む』
Siriに頼むはマイクのインプットを監視しているので、その関係のプロセスがCPU%とメモリを使用しているはずです。
使用していない場合は、オフにしましょう。
利用しない通知をオフにする
『通知』→『アプリケーションの通知』
通知をオンにしている場合、macOSはアプリの挙動を監視しています。
使用しない通知をオフにすることで挙動を監視するプロセスをオフにできるはずです。
ステージマネージャをオンにしない
『デスクトップとDock』→『ステージマネージャ』
ステージマネジャーを起動しないことでプロセスのメモリを節約できます。
外観モードをライトもしくはダークに
アクセントカラーを固定に
『外観』→『外観モード』
『外観』→『アクセントカラー』
なぜか少しメモリ使用量が減ります。
Mission Controlを使わない人は
『最新の使用状況に基づいて操作スペースを自動的に並び替える』
『アプリケーションの切り替えで、アプリケーションのウインドウが開いている操作スペースに移動』
『ウインドウをアプリケーションごとにグループ化』
『ディスプレイごとに個別の操作スペース』
『デスクトップとDock』→
僕はMission Controlは今はあまり使用していないので、Mission Control系の便利機能はオフにしています。
便利な機能はCPU%とメモリを使用するでしょう。
(『バックグラウンドで実行を許可』に項目が登録されるようなアプリをなるべくインストールしない)
例:『Steam』『Google Chrome』
SteamのアプリやGoogle ChromeやWacomのドライバなどはバックグラウンドでプロセスが常駐してCPU%とメモリを使用します。
使わないようであればインストールしないようにしましょう。
Safariを使用する場合
(信頼できるコンテンツブロッカーを使う)
Safariの拡張機能の一種のコンテンツブロッカーを使用すると、ブロックした広告やトラッカーの分のキャッシュの量を抑えられます。
注意>コンテンツブロッカーは信頼できるものを選びましょう。
拡張機能を使用すると、拡張機能のデベロッパはブラウザ上のデータを読み取ることが可能です。
よって拡張機能を使うとセキュリティが弱くなります。
『検索エンジンの候補を含める』のチェックを外す
『クイックWebサイト検索を有効にする』のチェックを外す
『バックグラウンドでトップヒットを事前に読み込む』のチェックを外す
『お気に入りを表示』のチェックを外す
『Safari』→『設定』→『検索』→
初期設定ではこれらの機能がオンになっています。
基本的に便利な機能をオンにすると、プロセスが起動したり、キャッシュが保存されたりしてCPU%とメモリを使用されます。
(『JavaScriptを有効にする』のチェックを外す)
『Safari』→『設定』→『セキュリティ』→
javascriptとはブラウザ上で動くプログラムです。
これをオフにすると広告や動画、トラッカーが動きません。
広告や動画やトラッカーがキャッシュに読み込まれないのでメモリが大きく節約できます。
Youtubeやnoteなど正常に表示されないサイトが多いです。
基本はオンにしましょう。
(Safariの代わりにGoogle Chromeを使用する)
Google ChromeはSafariと比較してメモリ使用量が少ないです。
ただ、気づいたらGoogle ChromeもSafariも起動していたりするので、逆効果かもしれません。
ミュージックを使用する場合
Apple Musicのチェックを外す
iTunes Musicのチェックを外す
『ミュージック』→『設定』→『一般』から
『Apple Music』と『iTunes Store』のチェックを外し、Apple MusicとiTunes Storeを非表示にします。
Apple MusicもiTunes Storeも結構メモリを消費します。
使う時だけ表示しましょう。
メモリ解放
注)信頼できないメモリ解放ソフトを使わないように
メモリ解放ソフトは基本は使わないようにしましょう。
メモリ解放ソフトは古いものが多く、Apple Sillicon時代のmacに最適化されていません。
不具合が起こることもあります。
どうしても使用したい場合は信頼できるものを選びましょう。
アクティビティモニタでメモリを監視する
RunCatでメモリを監視する
アクティビティモニタなどはメモリの使用状況を監視できます。
メモリプレッシャーの値が大きくなっている場合は、アプリを終了してメモリを解放しましょう。
RunCatはApp Storeでインストールできるステータス表示ソフトです。
アクティビティモニタより使用メモリが少ないです。
メモリを常時監視したい方はインストールしてみては。
再起動しよう
たくさんのアプリをインストールした時は、不要なキャッシュがたくさん残っています。
再起動すると、SSDの容量やメモリが増えます。
また、大きなメモリスワップが生じた時アプリを終了してもメモリスワップが解消されない場合は、再起動するのも方法の一つです。
メモリスワップはSSDにとって良いものではないです。
最近のSSDはメモリスワップにも強いらしいですが。
おわりに
Safariのメモリ使用量が多いですね。
macOS Venturaではメモリ8GBはギリギリでクリエイティブソフトを3つ以上同時に使用するのは無理かも。
みなさん、メモリを節約して楽しいmac生活を!